最近好きでよく読んでいる津村記久子さんの作品。タイトルから内容は想像できませんが、短編集なので読みやすそうです。
◎作品紹介(簡単なあらすじ)
『とにかくうちに帰ります』
著者: 津村記久子 /出版社:新潮社
カバー装画:横山裕一 /デザイン:新潮社装幀室
うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい———。職場のおじさんに文房具を返してもらえない時。微妙な成績のフィギュアスケート選手を応援する時。そして、豪雨で交通手段を失った日、長い長い橋をわたって家に向かう時。それぞれの瞬間がはらむ悲哀と矜持、小さなぶつかり合いと結びつきを丹念に綴って、働き・悩み・歩き続ける人の共感を呼びさます六篇。
『とにかくうちに帰ります』文庫本裏表紙より
著者の津村記久子さんについては、こちらのページにまとめました。⇩
カバー装画を描かれた横山裕一さんは、漫画家、美術家、イラストレーターとして活躍中の方です。
美術手帖さんのホームページで詳しく紹介されています。
◎感想
表題作では、もう永遠にうちに帰れないのではないかと、自分も絶望的な気分になりながら読みました。
大雨の中、外へ出かけなければいけない時の憂鬱で絶望的な気分を思い出します。
家に着いた時に何をしようか考えて楽しくなるも、現実はやまない雨の中・・・
ぎゅう詰めのバスの蒸し暑さや、大雨の中の衣服の不快さもしっかりと感じました。
『職場の作法』シリーズでは、日常生活で考えているささいなあれこれが言語化されていて、なんだか楽しくなりました。
毎日が同じことの繰り返しのように思える職場でも、いろいろなことが積み重なり変化が起きて、それでも淡々と続いていく日々。そこから楽しみを見つけていきたいものです。
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