タイトルを見て読みたいと思った1冊。墓じまいってどういうことなのか気になります。
『墓じまいラプソディ』
著者: 垣谷美雨 /出版社:朝日新聞出版
◎作品紹介(簡単なあらすじ)
「大事なのは、今、生きてる人じゃない?」
思わず身につまされる、明日は我が身の現代墓事情。
『墓じまいラプソディ』帯より
問題が多すぎて何をしたらよいか困ってしまうお墓問題。
立場によって変わってくる、考え方や解決方法に、フィクションの面白さも加わり、結果はどうなることでしょうか?
◎著者の垣谷美雨さんについて
1987年大阪府出身。
2005年『竜巻ガール』で第27回小説推理新人賞を受賞しデビュー。
『あなたの人生、片付けます』『老後の資金がありません』など著作が多数あり、ドラマ化作品もあります。
『老後の資金がありません』は2021年に映画化されています。
◎感想
お墓については立場や環境によって考え方が様々で、なるほどと思うことがたくさんありました。
墓は自由にしていいってことなんだよ
『墓じまいラプソディ』より
この言葉通りなのですが、なかなかそう簡単にもいかず、自由ということはみんなの意見も自由でバラバラということになるので、まとまりません。
亡くなった家族を思う気持ちは大切にずっと心に残っていて、お墓を大切に守ることとはまた別問題だと思うのですが、そう簡単には今までの考えを変えることは難しそうです。
現実を生きる人たちの生活が苦しくなるほどのお金をかけてまでお墓を立派にして、故人は喜んでいるのでしょうか?
お墓の維持や移転、墓じまいにお金があんなにかかるなんて驚きです。
生きてる人間の方が大事、この言葉を忘れずに、故人を大切に供養していきたいです。
親や親戚の意向なんて無視しなさい。あなたたち二人が納得することが最も大切なことなんだから。
『墓じまいラプソディ』より
こちらは結婚に関する言葉ですが、こんなにきっぱり言う五月は素敵なお母さんですね。
結婚だけでなく、まわりに振り回されそうになったら、思い出して自分の気持ちに素直になるようにしたいです。
◎まとめ
お墓問題、家族・親戚のいろいろな悩みのある方にぜひ読んでいただきたいです。
垣谷美雨さん作品初めてですが、日常の問題がとてもわかりやすく物語になっていて読みやすかったです。
ほかの作品にも、「それ気になってます!」と思うタイトルがそろっているので、少しずつ読んでいきたいです。


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