『夜市』恒川光太郎(著)異世界の入り口はどこにでもある

日本文学

再読だと思うのですが覚えていないのでもう一度。最近気になっているホラーの世界はどんな感じなのだろうかと期待と不安で読み始めました。

◎作品紹介

『夜市』
著者:恒川光太郎 /出版社:角川書店
カバーデザイン:片岡忠彦

「夜市」「風の古道」の2作品収録。
何でも手に入る市場「夜市」に迷い込んだ裕司。
ずっと探していた物は見つかるのか?
それを手に入れるための条件は?

第134回直木賞候補

著者の恒川光太郎さんについて

1973年生まれ。
東京都出身。

2005年『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。
2014年『金色機械』で第67回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞

装画について

金魚の素敵な装丁です。
イラストレーターの方のお名前は記載されていないので、写真でしょうか?
カバーデザインの片岡忠彦さん、たくさんの装丁を手掛けていらっしゃるようです。

◎感想

2作ともとても切ない物語でした。
子どもは素直で純真であるからこそ残酷でもあります。

「夜市」では、ずっと罪悪感の中で生きてきた裕司の探している物は見つかるのか、見つかったらどうなるのだろうと、ヒヤヒヤしながら読みました。

悪意がなくともつらい後悔が永遠と心に残ってしまう。
ずっと読んでいたい気持ちになる結末でした。

恒川光太郎さん作品、もっと読んでいきたいです!

◎心に残った言葉

何も終わりはしないし、変化も、克服もしない。

「風の古道」より

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