作品紹介
『月まで三キロ』
著者:伊予原新 /出版社:新潮社 /発売:2021年
全6編を収録した短編集。
ちょっと疲れてしまった人が主人公のお話。
心の中が少しづつ動いていく様子がすがすがしい。
同じく疲れてしまった人にも読んでもらいたい1冊。
第38回新田次郎文学賞受賞
感想
初読み作家さん。
読書中も読後も優しい気持ちになれる短編集。
宇宙の壮大さ、自然の力強さに何だか勇気がもらえた気がする。
心に残った言葉がたくさんありすぎたので、無理矢理に3つにしぼった。
読んでよかった。
ほかの作品も読みたい。何から読もうか楽しみ。
2022.7.10読了
心に残った言葉
「科学に限らず、うまくいくことだけを選んでいけるほど、物事は単純ではない。まずは手を動かすことだ。」
『アンモナイトの探し方』より
「日常だと勝手に思い込んでいる日々は、驚くほど簡単に途切れるものだ」
『エイリアンの食堂』より
「なぜわたしは、自分の人生を生きているところを、あの子たちに見せてやらなかったのか。なぜわたしは、二人の前で、押しつけがましいほどに山の魅力を語ってやらなかったのか。」
『山を刻む』より


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