ナマケモノは名前の通り怠けているのでしょうか?実はなまけているのではない?なんだか気になる生き物です。
『ナマケモノは、なぜ怠けるのか?』
著者:稲垣栄洋 /出版社:筑摩書房
◎作品紹介
タイトルの『ナマケモノは、なぜ怠けるのか?』という言葉通り、どうしてなのかとても気になります。
ほとんど動かず、どのように敵から身を守り、食べ物を手に入れるのか、考えるほど気になってきます。
ナマケモノだけではなく、この生き物はどうやって生き延びているのだろうと不思議に思われがちな動物や植物がたくさん登場します。
生きていくって複雑です。
◎著者の稲垣栄洋さんについて
1968年生まれ。静岡県出身。
植物学者で、みちくさ研究家
静岡大学大学院教授
雑草生態学を専攻されていて、雑草や昆虫、身近な生き物に関する著書が多数あります。
◎感想
ナマケモノだけの本ではなく、様々な生き物たちの本でした。
何をして生きているのかな?と疑問に思われがちな生き物たちがたくさん登場します。
・気になった生き物
ナメクジ
イモムシ
キーウィ
・びっくりした生き物
ナマケモノ
ハゲワシ

たくさんの生き物の特徴がわかりやすく短い文章で紹介されていて、イラストもかわいくてスイスイと楽しく読み進めました。
そのままでいいんだよ、という著者の言葉がとてもやさしくて、自分もそう言われているような気分になります。
生き物にとって重要なことは、「得意な場所で勝負する」ということだ。1
『ナマケモノは、なぜ怠けるのか?』より
後半は「そのままでいいんだよ」という言葉が染みわたってくる文章が続きます。動物も植物も人間も同じ、なんともやさしい言葉に救われます。
「おわりに」までしっかり読んでしまうほどに心惹かれる内容でした。
最後まで優しく、誰でもそのままでいいんだと心から思えて、フッと力を抜くことができました。
全てのことに無駄なことなどなく、大事なことなんだと、大きな心で受け止めていきたいです。
◎まとめ
昆虫や植物など生き物に興味のある方も、逆に興味のない方でも楽しく読める1冊です。
稲垣栄洋さんの著作はたくさんあるので、今回と同じくちくまプリマー新書から読んでみたいと思います。

次になにを読もうか悩むのが楽しいです。

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