『つまらない住宅地のすべての家』津村記久子(著)近くにいてもちょっと遠い人たち

日本文学

◎作品紹介(簡単なあらすじ)

『つまらない住宅地のすべての家』

著者: 津村記久子 /出版社:双葉社

カバーイラストレーション:曽根愛 /カバーデザイン:小川恵子(瀬戸内デザイン)

よくある住宅街に脱獄犯が向かっているとの情報が入り、普段付き合いのほとんどない住民たちが協力して対策のために、当番で見張りを始める。
それぞれの悩みを隠しながら続く生活に共感したり、驚いたり、逃亡犯の行方も気になるところ…

2022年NHKにて連続ドラマ化されています。

著者の津村記久子さんについては、こちらのページにまとめました。⇩

装画を描かれたのはイラストレーターの曽根愛さん。
小説推理で連載中の挿絵も描かれたいたそうです。残念ながら文庫本には載っていないですが、Xで少し見ることができました。全部見てみたいです。

◎感想

よくありそうな住宅地。悩みを抱えていても他人には見えないものです。
小さな悩み事はみんな持っていて、悩んだり工夫したりして生活しているのだなと思いました。

近くに住んでいてもよく知らない人たち、それぞれの生活が現実にありそうなことばかりでした。
お互いに干渉せず、でもちょっと近い不思議な関係で、少し仲良くなったり、距離感がなんだかいいなと思いました。

普段あまりテレビを見ないので知りませんでしたが、ドラマ化されていたようですね。
どのような感じになっているのでしょうか?見てみたいです!

◎印象に残った言葉

「何をしてたんだろう、私たち」
あの子にはちゃんと友達がいたし、問題もわかっていた。

『つまらない住宅地のすべての家』より

今までのこの両親の気持ちを考えたら、ホッとしたし、まだまだこれから何かあっても大丈夫と思えて、とても心に残りました。

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