『ペッパーズ・ゴースト』伊坂幸太郎(著)

日本文学

作品紹介

ペッパーズ・ゴースト』 
著者:伊坂幸太郎 /出版:朝日新聞出版 /発売:2021年

他人の少し未来が見えるという能力を持つ檀先生、教え子の小説の登場人物「ネコジゴハンター」の二人組。
そして「サークル」という謎のグループの人々。
全く関係のないそれぞれがどのように繋がっていくのか目が離せません。

著者の伊坂幸太郎さんについては、こちらのページにまとめました。⇩

感想

自分の能力を活かせず悩む主人公。
「どうにもならないことはどうにもならない」と分かっていても、どうにかしたくて苦しい。
どうしてよいかわからないけど、逃げずに向き合わなくてはという思いはあり、共感できる。

小説の登場人物であるはずのネコジゴハンターのその後はどうなったのだろう。
私の身近にも心配性な人がいるので、ロシアンブルの心配しすぎが面白かった。
ニーチェも気になる。

参考文献にあった「ニーチェ超入門 生きるための哲学」がkindle unlimitedにあったので読む予定。

2022.8.10読了

心に残った言葉

「絶対どうにかなることなんて世の中にないんだよ。絶対どうにもならないことはあるけどな」

「とにかく人は言葉を信じやすいし、影響も受ける」

「仕方がなく、ではなく、私はそれを望んだのだ」

「どうすればいいのか分からない。ただ、逃げずに向き合わなくては、という思いだけが私の足を前に踏み出させていた。目の前のできることを、と思わずにはいられない」

『ペッパーズ・ゴースト』より

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