今年の1月から3月に読んだ38冊から5冊を個人的な好みで選びました。
今回は【小説】という縛りで選んでいます。というか、読書でも小説が一番好きで多いので。
どれが一番とは決められないので読んだ順です。
◎『その扉をたたく音』 瀬尾まいこ(著)
『その扉をたたく音』
著者: 瀬尾まいこ /出版社:集英社
主人公の宮司は29歳、夢はミュージシャン、現在は無職。
ギターの弾き語りに訪れた老人ホームで、サックスの神様に出会います。
↓感想と簡単なあらすじはこちらの記事にまとめました。↓
◎『残された人が編む物語』 桂望実(著)
消えてしまった大切な人。
音信不通、突然の失踪・・・
残されてしまった人のための物語を編むために。
【感想】
また会えると思っていた人にもう会えないとわかったら、様々な後悔で頭の中がいっぱいになりそうです。
ああすればよかった、こうすればよかったと、マイナスなことばかり考えてしまうでしょう。
足取りを追い、会えなくとも、少しでも近づけることで、物語が出来上がる。
せつなくてハッピーエンドではないけれど、とても心地よい物語でした。読めてよかったです。
【心に残った言葉】
事実なんて誰にもわからないんだよ。だったら好きな物語を、大切にしていけばいいじゃないか。
『残された人が編む物語』より
◎『しろがねの葉』 千早茜(著)
夜目が利く子どもであったウメ。暗闇を怖がらず、暗闇を好んでいた。
戦国末期、光る山・石見銀山へ逃れようとした家族とはぐれ、山師・喜兵衛に拾われたウメ。
↓感想と簡単なあらすじはこちらの記事にまとめました。↓
◎『美しい距離』山崎ナオコーラ(著)
40歳代初めの若さで不治の病におかされてしまった妻を看病する夫が主人公。
___死へ向かう妻には、今を生きている強さがあり、夫はそれを支え続けます。
↓感想と簡単なあらすじはこちらの記事にまとめました。↓
◎『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇美緒(著)
『ラブカは静かに弓を持つ』
著者: 安壇美緒 /出版社:集英社
子どものころに通っていたチェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、深海の悪夢に悩み続けていた橘。
それ以来チェロに近づかず大人になった。
そんな橘は職場の上司から、突然チェロ教室への潜入調査を命じられる。
【感想】
過去の恐怖のためか、本当は好きなチェロを聞きながらも暗闇に潜ってしまう様子が苦しかったです。
たくさんのものを失っても、これから時間をかけて取り戻していってほしいです。
音楽っていいなと羨ましい気持ちで読みました。
【心に残った言葉】
時間はただ前に向かって突き進むのみで、逆行を許さない。
『ラブカは静かに弓を持つ』より
◎まとめ
ご紹介した5冊は瀬尾まいこさん以外は初めて読む作家さんでした。まだまだ素敵な作品にめぐりあうチャンスがあると思うとうれしいです。
改めて読んだ本を振り返ってみると、この5冊以外にもお気に入りはあって、絞り込むのが難しかったです。でもベスト10にしてしまうと、記事がなかなか完成せず、続かなくなりそうなのでベスト5にしました。
いつかノンフィクションや実用書、エッセイなどもまとめてみようと思います。
こうやって選んでみると、自分の今の気持ちというか、自分で気が付かなかった好みを知ることができて、とても新鮮な気持ちです。




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